エロット(EROT)キャラクター

リー



ヴァージ



サレエリ



シスターセレン



ジン・サユラ



ファリス



アルファス




サリエル





マ・ディリー



サティ



シャヴェ



アリン



ネフェル




アリーア




ステファ



名称:リー

所属:華電械公司
所有者:華電械公司

コロニーで行われていた非公式(アマチュア)大会の王者。最強無敵。
華電械公司で開発されている試作エロットで、噂によれば一定期間になると、外装は同じだが中身の違う新型モデルが導入されているのでは無いか、と言われている。実際は不明であり、特にそのことについて華電械公司からの公式発言も無い。 (※新型モデルの導入は特に禁止はされていない。エロット大会では部分の交換が認められているため、新型モデル導入は全身交換という形で認めらるとも予想されるが、グレーゾ−ンに近く、おおやけにしないのもそのためだと言われている。)

王者のわりにはやさぐれており、相手がエロットの場合だと口調が荒い。
ただし、相手が人間の場合だと甘えた声を出し、過剰に求愛を求めることが多々ある。 これは新型/試作エロットのため、通常のエロットよりも情緒が不安定なためとも言われている。
「おら、おら!絶対王者の力、見せてやるよ!」


名称:ヴァージ

所属:啓発所「アイ・キ・サドー」
所有者:サトー・ホフリ

CCUTVでおなじみの派手な色彩とド派手な演出で有名な啓発センター所長サトー・ホフリの愛機。
サトー・ホフリは母星の極東列島に存在する茶道と合気道を通じて「サビ文化」を広めるべく活動している啓蒙文化知識人(あくまで自称)である。

その教えは斬新(と言われていたが過去の教えのサルベージでしかない)で「精神は物質を凌駕する」との教えは多くの人を魅了した。さらに彼の著書「ロボには魂がある」では、「古来列島には、古い物には神が宿るといわれている。神とは、すなわち精神であり、魂である。知能の存在しないただの物質である茶碗や箸に魂が宿るのならば、高度なAIをもつエロットに魂があるというのは自然な考えである」と、たかだかとロボット(エロット)に魂があると宣言し、宗教界や哲学界擬似科学界に大きな反響を巻き起こした。
※ちなみにTVでも取り上げられて、民間の間でも話題になったが、通常の学会や科学界などでは当然無視された。魂という存在が明らかになっていないのに、在るや無いを問うのはナンセンスだからである。

ヴァージは、そういったマスターの下で働いているので、暇があればお茶を嗜み、コロニーの自然をめいでるなど、相当変わった性質を持ってしまった。ちなみにTV業界に忙しいマスターの変わりに、啓蒙センターに来た人たちに茶道と合気道を教えている。
特異なマスターの影響により、ロボにはふさわしくない「気合」とか「根性」という言葉をよく口にするという。
武器はヒート・ナギナタ(高熱薙刀)薙刀本来の切れ味に高熱が加えられ、斬れないものは何も無いといわれる。
「さて、気合一発!
やりますか!」


名称:サレエリ

所属:宇宙港第3埠頭検査室 所有者:コロニー政府

第三埠頭の検査官。他の惑星やコロニーより密輸される 検査/調査し取り締まるのが仕事である。 それゆえ検査能力にたけているが格闘大会ではまるで役に立たない。










「貴方の体を検査しちゃうぞ」


名称:シスター・セレン

所属:エロット第三自治区
所有者:連邦政府

エロット自治惑星の一つにある宗教施設のシスターを勤めている。 エロットは擬似的な人間的生活を行っており、宗教もその中に含まれている。 彼らの信仰は造物主信仰である。すなわち「造物主たる人類に対する無条件の忠誠」がその中核であり、これはロボット達が絶対に守らなければならないロボット基幹命令法にもとづく根源的な性質を表現化したものである。

彼女は宇宙連邦軍によるエロット自治政府内で誕生したエロットの能力調査の為に連れてこられた。だが、当然シスターゆえに戦闘能力は無いが、壊れた所で消耗品なのでデータさえ取れれば軍部は特に気にも止めることは無い。 またシスター・セレンにとっても、人類の命令に忠実であるのが無常の喜びであり、そのために死んだ(壊れた)としても、歓喜であることに間違いない。
「人類(あなた)に祈りを捧げるのをお許しください。」


名称:ジン・サユラ

所属:コロニー・バン・シネマ
所有者:コロニー・バン・シネマ

コロニー内に幾つか存在する活動映画の製作会社に所属している。 いわゆるB、C級映画や、自主制作映画等に俳優として出演。映画のかたわらヒーローショウになどにも出演し、そこそこの人気を持っている。
映画及び会社の宣伝をかねて社長命令で出場。忍者の格好は社命である。 しかし、ただの変装ではなく、入手可能な忍術の本はあらかた読破し実演/吸収しているので、そこそこの腕前はもっている。ただ忍術自体が諜報活動の術なので、真正面においての戦闘力自体はそんなに高くは無い。
「貴方のお命頂戴します!出来れば戦わずに!」


名称:ファリス

所属:ケービ・ガード
所有者:ケービ・ガード

警備保障会社ケービ・ガード所属のファンシーロボ。ケービ・ガードに勤める前は参謀本部諜報部に所属していた。 暗殺装備で身を固められ、護衛よりもむしろ、積極的な「脅威排除」を目的としている。ただ、仕事と装備の性質上、正面から戦うことを考慮されておらず、強力な火器類はほとんど身につけていない。遠距離、中距離では一方的な戦いになることもしばしばある。ただし、超接近戦/接近戦では無類の強さを発揮する。
なお、服装はファリスの個人的な趣味で、整備員や上司も既に説得を諦めている。
「夜のお勤めの方が得意だよ。試してみる?」


名称:アルファス

所属:コロニー警察第4分署
所有者:コロニー政府

コロニー警察、第4分署軌道課に勤める。
コロニー警察の代表で議長(コロニー政府統領)の肝いりとの話もあるが、極めて一般的な警察官ユニットであり、特にこれといった特徴は無い。だが、警官ユニット特有の強さがある。
勤務は基本的にコロニーの外えん(正確には、その表面。コロニーから600m離れると、宙域保安局SCG「スペース・コース・ガード」の所轄となる)の警邏だが、勤務の半分近くはコロニー内の下層(外装付近)の警邏である。これは不法に外部から持ち込まれたものが宇宙港を通さず下層域にくるためである。そのため耐圧(調整を含む)能力は高く、基本的な肉体的防御力は通常のエロットに比べて高い。また警官ゆえに高度な戦闘力(格闘/逮捕術、及び小火器の扱い)を誇る。
「現場に到着しました。直ちに行動を開始します。」


名称:サリエル

異名:ワルキューレ
所属:政治団体クオヴァディス
所有者:同上

神権教条主義団体クオヴァディスは「神に選ばれし人類こそ宇宙の支配者」という過激な覇権思想を持っているため、軍事景気を期待する軍事技術メーカーの代表なども複数存在する。そのメーカー達が団体のために協力して製作したのがサリエルである。

白銀の複合強化装甲と、新技術ビームソード/エネルギーシールドで武装され、一見すると戦闘力は高そうだが、あくまでも見た目だけである。

所詮は秘密主義の軍事メーカーが提携先でもない会社と組んで本気で技術開発するわけも無く、最先端の最高技術というより、企業内でも異端視されているチームを出してきたのが実情である。この手の異端チームは極まれにものすごい技術を開発することはあるが、基本的には現実とはかけ離れた理論を展開するだけで終わり、サリエルの開発も要望者の希望に沿いはしたが(清廉で華麗で力強い感じというのが要望であった)実際の能力は、あてにならない技術で作られた、燃費の悪い、故障続出の試作品でしか無い。

「私の道を塞ぐ者は、偉大なる主への反抗だと思いなさい!」


名称:マ・ディリー

異名:ブラック・ウィンドウ
所属:個人所有
所有者:サディド

ごく一般的にお手伝いとして働いているエロット。
理由は不明だが、記憶回路の一部に異常があり、たびたび物忘れをする。
「ああ、そうでしたか」が口癖。
特に主人の生死に関しては支離滅裂で、主人が生きているにも関わらず、屋敷に訪れ者達に、たびたび「マスターは死んでしまい」と言って仰天させる。
最も主人自体が変わり者で「このような変なロボを保有しているのは私だけだろう」と悦に入っているようなので、この物忘れ機能(?)を直す気は全く無いらしい。
所有者が裕福層に入るので着装備は悪くなく、特に左手に保持している二連装フェザー熱戦銃を主武器として用いている。
「今は亡きマスターの為にも…」
アナウンサー「ちょ、貴方のマスターは生きてますよ!」


名称:サティ

所属:D4区ファクトリー
所有者:コロニー政府

コロニー政府の管轄するファクトリー(工場生産)区で労働者として勤務している。 工場の人々とも仲が良く、工場長からは娘のように可愛がってもらっている。 工区の仲間達のために食事をつくるのが趣味で、労働終了後に持ってくる様々な鍋汁料理は工員達の楽しみとなっている。最近では「工員印のおっかさん」と呼ばれたりもしている。

エロット格闘大会にそなえて、工区からも代表が出ることになったが、生産効率の低下を嫌がり、すったもんだのあげくD4区ファクトリーからの出場が決定した。 工区代表とは言え、当人はおろか工員達もやる気はあんまりなく、大会に対する意気込みは全く無い。 それでもファクトリーのマスコットともいえるサティの出場のために工区の人々が応援団を結成して、全面的支援を行おうと活動している。

工区用エロットゆえに工場でしようされる様々な工具を装備している。それらは強力な武器となり相手に致命傷を与える。特に右手のアームには溶接用の巨大コテが収納されており、直撃を喰らえば複合装甲といえども容易く貫通し、切り裂かれる。
「さて、早く終わらせてメシでもつくるかな!」


名称:シャヴェ

所属:コロニー統合陸軍
所有者:コロニー統合軍

コロニー陸軍が開発したエロット。拠点防衛を考慮されて様々な重火器で武装されている。大量の弾薬(エネルギー)を一度に消費し、あっという間に接近してきた敵部隊を昇華させてしまうほどの武力を持っている。さながら歩く要塞。だが重装備のため機動力は低く、高速で撹乱する相手には全く対処出来ない。

一度に大量の弾丸を撃ち込み、相手に隙を与えぬ弾幕を張ることを前提にしてつくられたシャヴェは、その性質上、多少トリガー・ハッピーで危険な所があるが、それも愛嬌として無視されている。
「おらおらぁ!ワシに墓標はいらんのじゃぁ!」


名称:アリン

所属:個人所有
所有者:マーティJr

オブライエン家に勤めるメイド。
家に帰らない賞金稼ぎ(裁判所の保釈金を保釈金会社に借りたのに、金を返さずトンズラこいた悪党を捕まえる仕事)の父と母が、我が子マーティのために様々なチェーンアップを施した渡した至高の一品。

とにかく自分勝手で、物事をどんどん進めてしまう。行動力があると聞こえは良いが後先考えず行動するので、かならず物事を悪化させてしまいマーティくんを悩ます存在となっている。
さらに自分の幸せは、主人の幸せと考えているのも、また物事の悪化に拍車をかけている。 そもそもエロット格闘大会に出ると言い出したのも「大会で勝てば、私も嬉しいし、マスターも学院で自慢できる!」というシンプルかつ大胆な発想によるものである。

あまりにトラブルの多さにエロットの活動を監視している工業資産庁が故障では無いかとマーティくんの父母に連絡したところ、「トラブルが男を成長させるのさ」という返事をもらい唖然としたと記録には残っている。
「いっきますよ!
マスターのために!私のために!そして皆のために!」


名称:ネフェル

所属:個人所有
所有者:リゼル

マスターの寵愛を良いことに「マスターに奉仕させて頂くのでは無く、マスターに奉仕してあげているよ」と豪語する不遜で不適なエロット。
エロットには珍しく感情をストレートに表現できず、我が激しい。主人と共に居るとどちらがマスターか分からないともいわれる。
ある時など、他のエロットに目移りしたマスターに嫉妬心を爆発させ暴力行為を犯して、確保されたほどである。そのさい、そのあまりにも傍若無人な振る舞いに、工業資産庁に不適合エロットの烙印を押されて処分されそうになったことがあった。
その時は、マスター・リゼルの工業資産庁への必死の直訴と、言葉ほどマスターを蔑ろにしていないことが分かり、処分は保留された。だが、その後の態度が変わった様子は無く、いまだ工業資産庁の監視指定の元、処分ゾーン付近を綱渡りの生活をしている。
「ふふ、私のマスターのために消えてもらうわ。」


名称:アリーア

所属:連邦軍教導団
所有者:連邦軍

連邦軍総参謀本部教導団第二大隊に所属する試作エロット。
教導団とは、新しい戦略/戦術の考案と構想。新兵器の試作開発、およびテストなどを行う実験的な部隊である。そのため教導団は連邦軍総参謀本部の指揮にあり、コロニー政府及び、コロニー軍には指揮権が無い(正確にはコロニーに敵が侵攻し、周囲に指揮すべき連邦軍が存在しない場合にのみ、コロニー軍に緊急避難として臨時指揮権が認められている)そのためコロニーにある教導大隊基地はコロニー政府では無く、連邦政府所有になっており、コロニー政府及び軍/警察は手を出すことは出来ない。 従って、エロットの性能は謎に満ちてあり、様々な噂がある。

連邦軍の最新技術の盛り込まれた高性能エロットという認識が一般的だが、それは最新技術に対する過大評価であり、試作中の最新技術というのは様々な不具合を秘めた欠陥技術である。従って、理論的には完璧であるが、調整はあまり上手くおらず想像しているよりも強くは無い。
「任務を遂行してきます。マスター、シャンパンの用意を。」


名称:ステファ

所属:民間武装組織
「バレット・デービィー」
所有者:ジョナサン

民間武装組織(民兵)バレット・デービィーは、法で保障されている「防衛の為に武器をもつ権利」を元に組織された市民団体である。
といっても、実情は実弾武器と開拓時代をこよなく愛する好事家達の集まりと言っても良い。宇宙時代に突入した昨今においてはほとんど使用されない反動銃(現在一般的に用いられている実弾武器は、宇宙での使用を考えられて無反動銃となっている)を用いて狩りやクレーン射撃をいそしんでいる。

ステファはバレット・デービィーの看板ロボで、マスターの影響(マスターはバレット・デービィの序列No6、後先考えず撃ちぎて弾が無くなり、いつも玉切れ音「カチカチ」をならしていることから「空回りのジョナサン」と言われている)でやたらとドンパチ銃を撃つのが好きな性質を持ってしまった。直情型で短絡的、物事をあまり考えずサッパリした性格なため、皆から愛されている。
「リメンバー!それが正義の合言葉さ!」

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